B450 Steel Legend: 最高のコストパフォーマンス?
目次
🛠️ 導入
🖥️ マザーボードの概要
🔍 VRM温度テスト
🔊 オンボードオーディオのテスト
💡 BIOSとRGBソフトウェア
🔌 接続性
💰 価格と価値
👍 まとめ
❓ よくある質問
マザーボードの概要
先日、米国ラスベガスのCESで、ASRockのスイートを訪れ、様々なマザーボードを眺めていました。その中で目を引いたのが、この「B450 Steel Legend」でした。Micro ATXバージョンもありますが、最も注目すべき点は、新しいデジタルカモプリントを施した外観です。しかし、全てのマザーボードはテストが必要です。VRM温度テストやオンボードオーディオのテストなど、様々な試験を行いました。
VRM温度テスト
まずは、VRMの温度テストから始めましょう。VRMは4+2フェーズのデザインで、ヒートシンクは約140グラムですが、分割されたシステムのため、CPUに接続される4つのフェーズには70グラムしかありません。MOSFETにはSM436とSM337が使用され、チョークにはマジックから60アンペアのソリューションが採用されています。また、キャップには12Kのニチコンソリューションが使用されています。しかし、実際のVRMの温度を見てみると、IRカメラで97度まで上昇しています。このマザーボードでオーバークロックを行う場合、十分な冷却が必要です。
オンボードオーディオのテスト
次に、オンボードオーディオの性能を見てみましょう。ASRockはRealtek ALC892を使用しています。このコーデックは、上位機種のALC1220よりも低性能ですが、実際のテストでは驚くほどの性能を発揮しました。ニチコンゴールドキャップと組み合わせることで、低周波数でもクリアで迫力のあるサウンドを楽しむことができます。また、マイク入力もクリアであり、ノイズもほとんどありません。予算の制約がある場合でも、このマザーボードは十分な性能を発揮します。
BIOSとRGBソフトウェア
BIOSはシンプルで使いやすく、オーバークロックも簡単に行えます。また、RGBソフトウェアも改善され、13種類の異なるパターンを選択できるようになりました。アドレッサブルRGBヘッダーで接続し、BIOSから制御することができます。追加のソフトウェアをインストールする必要はありません。
接続性
このマザーボードには、USB 3.1 Gen2が搭載されており、最大10ギガビットの転送速度を提供します。また、オンボードのRealtekネットワークソリューションも信頼性が高く、高速なデータ転送を実現します。さらに、オーディオポートの性能も優れており、ノイズが少なく、クリアな音質を楽しむことができます。
価格と価値
このマザーボードの最大の利点は、その価格と価値のバランスです。Micro ATXバージョンは90ドルで、フルサイズバージョンは110ドルです。性能や機能を考えると、どちらも非常にリーズナブルな価格設定です。オーバークロックやゲーミングに興味があるユーザーにとって、おすすめの製品です。
まとめ
ASRockのB450 Steel Legendは、コストパフォーマンスに優れたマザーボードです。優れた性能、信頼性の高いオンボードオーディオ、そして使いやすいBIOSとRGBソフトウェアを備えています。価格と機能のバランスが良いため、幅広いユーザーにおすすめできる製品です。
よくある質問
Q: VRM温度が高い場合、どのような対策を取れば良いですか?
A: VRMの冷却を行うために、追加のファンやヒートシンクを取り付けることが推奨されます。特にオーバークロックを行う場合は、適切な冷却が重要です。
Q: オンボードオーディオの性能はどのように評価されますか?
A: ASRockのB450 Steel Legendは、Realtek ALC892を使用しており、高品質なオーディオ出力を提供