90ドルで実現!Xeonベースの予算ITXビルド
目次
- イントロダクション
- ケースとマザーボードの選択
- ストレージデバイスの選択
- グラフィックスカードの選択
- メモリの選択
- プロセッサの選択
- CPUクーラーの選択
- 電源ユニットの選択
- ビルドモンタージュ
- コストの詳細
- ゲームパフォーマンス
- 結論
- 参考文献
イントロダクション
この記事では、僅か15ドルで手に入れた素晴らしいケース、「Nano s」について紹介します。このケースを使用して、初めてのミニITXの予算ビルドを行います。以下では、各パーツの選択方法と組み立て手順、さらにはゲームのパフォーマンスについても詳しく説明します。
ケースとマザーボードの選択
Nano sケースは、そのコンパクトなデザインと優れた冷却能力で有名です。私はたった15ドルでこのケースを手に入れました。さらに、Asus p8h61ilxマザーボードもわずか12ドルで入手しました。このマザーボードは小型で信頼性が高く、予算内で十分なパフォーマンスが期待できます。
ストレージデバイスの選択
ストレージデバイスとしては、Samsung 240GBのSSDを10ドルで購入しました。このSSDは高速な読み書き速度を提供し、ゲームやアプリの起動時間を短縮します。また、低価格で手に入れることができるので、予算に優しい選択肢です。
グラフィックスカードの選択
NVIDIA GTX 750 Tiは、ファンの改造が施された状態で15ドルで手に入りました。このグラフィックスカードは古いですが、多くのゲームで十分なパフォーマンスを発揮します。その低価格と信頼性が魅力で、予算ビルドに最適です。
メモリの選択
このビルドでは、8GB×2のDDR3 Crucial Ballistic Sportメモリを使用しています。合計16GBのメモリ容量は、ゲームに必要な処理能力を提供するため十分です。さらに、予算内で手に入れることができる優れた性能を持つメモリです。
プロセッサの選択
誤って購入してしまったIntel Xeon E3-1230V2をこのビルドに活用しました。このプロセッサは4コア8スレッドを搭載し、最大3.7GHzのクロック速度を持ちます。また、TDPもわずか69Wであり、省電力性にも優れています。
CPUクーラーの選択
このビルドには、Gelid Tranquilo 5クーラーを中古で手に入れたものを使用しています。このクーラーはオーバーキルな性能を持っていますが、見た目も良く、手頃な価格で手に入れることができました。
電源ユニットの選択
430Wの電源ユニットは、予算ビルドに十分な電力供給を提供します。80 Plus Bronze認証を取得しており、信頼性と効率性が高いです。安定した電力供給が確保されるため、ゲームやアプリの動作においても安心して使用することができます。
ビルドモンタージュ
ここでは、このシステムの組み立て手順を速めに振り返るモンタージュ映像をご覧いただきます。詳細な手順の解説については、次節で詳しく説明します。映像は高速再生されていますが、細部まで詳しく見たい場合はコメントにご要望ください。
コストの詳細
以下にこのビルドの詳細なコストをまとめます。
- ケース: 15ドル
- マザーボード: 12ドル
- プロセッサ: 6ドル
- CPUクーラー: 10ドル
- メモリ: 15ドル
- SSD: 10ドル
- 電源ユニット: 7ドル
- グラフィックスカード: 15ドル
以上の合計で、このPCのビルドコストは90ドルとなります。予算内で完成度の高いビルドを実現することができました。
ゲームパフォーマンス
さて、この予算ビルドでのゲームパフォーマンスについて見てみましょう。FortniteやSplitgate、さらにはGTA 5などのゲームを実際にプレイして性能を確認しました。以下で各ゲームごとにFPSの結果を詳しく紹介します。
Fortnite
Fortniteを1920×1200の解像度で中設定でプレイした結果は以下の通りです。
- 高FPS 132
- 平均FPS 71
- 低FPS 48
この予算ビルドでも快適なゲームプレイが可能であり、スムーズな動作が期待できます。推奨設定ではありませんが、ビジュアルの一部が犠牲になる代わりに、十分なゲーム体験が得られます。
Splitgate
Splitgateを1920×1200の解像度で中設定でプレイした結果は以下の通りです。
この予算ビルドでも十分なFPSを維持し、快適にプレイすることができます。動きの速いゲームにおいても、スムーズな操作が可能です。
GTA 5
GTA 5を1920×1200の解像度で中設定でプレイした結果は以下の通りです。
この予算ビルドでも十分なFPSをキープし、GTA 5の広大な世界を楽しむことができます。ビジュアルの設定を中程度に抑えることで、スムーズなプレイ環境を確保できます。
以上の結果から、この予算ビルドの性能が優れていることが分かります。グラフィックスカードの性能はアプリケーションのボトルネックとなっており、プロセッサの性能も十分です。ユーザーは予算内で十分なパフォーマンスを得ることができます。
結論
この記事では、たった90ドルで実現できる予算ビルドについて詳しく説明しました。ケース、マザーボード、ストレージデバイス、グラフィックスカード、メモリ、プロセッサ、CPUクーラー、電源ユニットの選択方法を解説しました。また、実際のゲームパフォーマンスについても詳しく紹介しました。予算内で素晴らしいパフォーマンスを発揮するこのビルドは、ゲーム愛好者にとって魅力的な選択肢です。
参考文献
- "Nano S Case" - URL
- "Asus p8h61ilx Motherboard" - URL
- "Samsung 240GB SSD" - URL
- "NVIDIA GTX 750 Ti Graphics Card" - URL
- "Crucial Ballistic Sport Memory" - URL
- "Intel Xeon E3-1230V2 Processor" - URL
- "Gelid Tranquilo 5 CPU Cooler" - URL
- "430W Power Supply" - URL