GTX950とGTX750Tiの比較!予算の範囲内で最適なグラフィックカードを選ぼう
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- テーブルコンテンツの作成
- グラフィックカードの比較
- GTX 950とGTX 750Tiの比較
- パフォーマンスと価格の比較
- ゲームパフォーマンスのテスト
- バトルフィールド4
- キリングフロア2
- フォールアウト4
- GTA 5オンライン
- Need for Speed 2016
- カードの温度と消費電力
- 結論
- 参考資料
グラフィックカードの比較
GTX 950とGTX 750Tiの比較
新しいGTX 950はMaxwellアーキテクチャを採用しており、GTX 750Tiよりもやや高速ですが、価格も若干高くなっています。このビデオでは価格パフォーマンス比を基準に、どちらのグラフィックカードが優れているかを検証します。具体的なパフォーマンスについては、ベンチマーク結果を元に平均パフォーマンスの向上率を計算し、比較します。950のスペックはMSIのOCバリアントを使用し、750Tiのスペックは姉の持っている750 Ti(For The Win Edition)を使用しています。両方のカードはクロック速度が同じであるため、公平なテストになります。
パフォーマンスと価格の比較
各ゲームでまず750Tiでテストを行い、次に950でテストを行います。両方のカードは同じ設定でテストされ、ゲーム内の同じマップとプレイヤー数でテストされます。まず、古典的なバトルフィールド4のテスト結果を見てみましょう。750Tiでは平均71.6 FPSを記録し、快適なゲーム体験ができました。さて、950をインストールした場合、フレーム数は95.6 FPS、34%の増加となりました。この結果から、950は750Tiよりもずっとパワフルであることがわかります。
続いて、キリングフロア2のテスト結果です。Ultraプリセットでは、750Tiでは平均49.7 FPSを記録しました。まずまずのフレームレートですが、完全にスムーズな60 FPSには届いていませんでした。しかし、950に切り替えると、フレーム数が約66.2 FPSに増加し、33%の向上が見られました。この結果からも、950が750Tiよりも強力であることが分かります。
次に、フォールアウト4のテストです。このゲームは1080pでのテストであり、750Tiでは400.5 FPSを記録しました。しかし、高速フレームは60 FPSに制限されており、平均のFPSは52.8 FPSでした。950に切り替えると、平均して11 FPS増加し、52.8 FPSとなりました。これは26%の向上です。
さらに、GTA 5オンラインのテストです。カスタムのNvidia設定でテストを行いました。750Tiでは62.0 FPSを記録しました。GPUを950に切り替えると、フレーム数が75.5 FPSに増加し、22%の向上が見られました。
最後に、Need for Speed 2016のテスト結果です。Nvidia設定でのテストを行い、750Tiでは51.6 FPSを記録しました。950に切り替えると、フレーム数が63.25 FPSに増加し、23%の向上が見られました。
カードの温度と消費電力
両方のカードの最大温度と消費電力を比較しましょう。750Tiではバトルフィールド4をプレイしている間に最大74度まで上昇し、システム全体で最大200ワットの消費電力を記録しました。950では最大温度が62度となり、12度低くなりました。消費電力に関しては、950が最大239ワットを消費し、若干多くの電力を必要とすることがわかりました。
結論
平均的なパフォーマンスの向上率は28%であり、古い750Tiに比べて950のパフォーマンスが向上していることがわかりました。世界中の価格には差がありますが、一般的な目安として、750 Tiに比べてGTX 950が28%以上安い場合、価格パフォーマンスの観点からは950がより優れたカードとなります。将来的な拡張性を考えるのであれば、わずかな追加費用で950を選択することをおすすめします。
参考資料